recipenomoriの日記

海外生活長いけど、100%オーセンティック日本人アラカンの日記よ!

久っ々に、アメリカの教育の話

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IKEAの枕を使って寝るカルビン

私と子供達は、カルビンは自閉症だと思っている。調べると猫に自閉症はないと書かれている。が、私達はあると思っている。夫が溺愛するカルビンは、夫の様な人間に育てられてるせいか、他の猫との距離感が全く分からずで、突然アンブッシュし、オ母さんに毛嫌いされている。毎回、暴動が起こりそうな様子の、オ母さんの悲鳴を聞いて、私が機動隊のごとく仲裁しに行くのだ。何故いつもこうなる?と、カルビンは、可愛いけど少し個性が強すぎる。笑

 

また昨日、Suddenlink(このエリア唯一のネットプロバイダー)のテクニシャンと自称する人が来て、問題ない所を交換し、帰って行った。ワクチンはしたかい?って言う、夫の何気ない日常会話に、強い口調で、NO! と答えた。ああ、こいつ、トランパーだな。ってすぐ分かるようなオヤジだった。笑

 

昨日と今日は、問題なくインターネットが使えてるので、アッチコッチの面白そうなブログ記事を読んでいたら、シーズン的にも大学受験関係の記事が多かった。そして、改めて、アメリカの教育って不公平に出来てるよなって思ったので、今日は久々にアメリカの教育について書こうかなって思って、日曜だし、ネットで暇潰してる次第。だって、明日にはまたブチブチに途切れるインターネットに戻る可能性があるから。笑

 

何故不公平と思うか?

 

もうね、絶対的に学費の高さ。お金持ってる両親のもとで育った子供の方が絶対的に有利なの。世間一般に言われてる、良い大学の高い学費 を払える人の方が優先されるように仕組みが出来上がってるの。そして払えないうちの子は、学力で勝負せざる得ないけど、その学力をつけるのにも、お金が必要なの。そのために、親も賢くって、しっかりした両親じゃないと、ダメなの。良い親の元で育ってない子供には、この仕組みは雁字搦めなのよ。普通にやっていたら取り残されて、一向に家系の生活層を上げる事はまず出来ない。貧乏人の子は貧乏なまま。

 

親がダメだと、子供がそこから這い上がるのに、金持ちの子より10倍くらいの努力が必要で、多くは、そのストリーム/流れ(アファマティブアクションや、奨学金、ファイナンシャルエイド)さえも、知識がないためアクセス出来ず、流れに流され、頭の良し悪しとは別に、下の方の生活層で停滞する仕組みがあるのよね。まあ、これは何もアメリカに限った事でもなさそうだけど。

 

例を挙げると、子供達の高校で、夜のバイト(たぶん、バーのウエイトレス)をしてる女子生徒がいて、大学の学費を稼ぐため、夜バイトしてるから、疲れてると言ったのを先生が聞いて、そんなことしないで奨学金を貰う努力をしなさいと、その女生徒の知識のなさに驚いたというエピソードがある。親もゲトー過ぎて知らないという事なんだよ。そう言う親元に育ったら、運が悪かったねと思うしかないのか?と私は思った。子供は子供、知らないでそうなる事の方が多い。

 

だから、うちの子供達は、その子たちに比べれば、親と金 いうサポートがあるだけ、楽なグループに入っている。が、あえて私立ではなく、州立の総合大学で大人数の中、戦う事を選ばせた。笑 州立は入るのは簡単だが、いい成績で卒業するのはそれなりの努力と賢さが必要。そして、州立でも年間で、日本円で200~300、400万円の出費を余儀なくされる。

 

だからこそ、今、州立の大学の学費を、夫の兄が大学生だった頃の学費にしたらいいと私は強く思う。金額にして1セメスター数千ドル。大学生のバイト料で何とかなりそうな金額だ。だいたい、白人と黒人の差なんか、同じ人間だもの、この差(生活層)くらいしかないとは私は思ってる。人種の違いはあれども、頭の中身はそう差はないはず。

 

育った環境や社会の仕組みのせいで、一般的に黒人は、白人よりメインストリームにアクセスしにくいんだよ。だからいまだに、逆不公平だと言われてる、アファマティブアクションって言うのが残っていて、事を余計ややこしくしてる。黒人に下駄をはかせなきゃ、この国は白人の方が絶対的に有利になってしまって、人種差別の問題は一向に解決に向かわないから。だから大学は神経質なくらい、ダイバーシティー! と言い続けるのだよね。

 

そして、下駄をはかせてもらわなきゃならない人に、人種の差もないって事も事実だという、なんとも、回りっくどい、分かりにくいアメリカ。白人でも、貧困層の子供はいる。そう言う子供達が、このコロナ騒ぎで数が増えたそうだ。高校卒業するしない以前に、栄養失調や餓えの問題を抱えた子がいるが現実なのだ。どんな先進国だよ!アメリカと思うのはこんな時。住んでみなければ本当にわからない。

 

勿論、借金して大学の学費を払う事も出来る。けど、学費が高いという事は、借金の量も凄いという事になる。世界の最高峰であるアイビーリーグの学費は日本円にして年間700~750万。それを4年間、借金してとなると、いくらの借金になるのか?という点だけで、ほとんどの庶民は州立に流れる仕組みが出来ている。なので州立のトップはIVYのトップ同様賢い人なのである。(州立でトップの成績なら、大学院はIVYにも入れる能力はある)

 

州立。州立大学も色々で、私立に負けないレベルの施設と高い教育を受けられる大学は沢山ある。例を挙げれば、UCバークリーやUCLA、U Mich、U of Wなど。ここテキサスだと、子供達が卒業したテキサス内の州立フラッグシップ校だ。

 

中には、どうしてもブランド名が欲しくって、それはそれは、よくよく考えて、お金で損しても、履歴書に美しいブランド名を取る人も居るだろう。そして、アイビーは合格を貰えた時点でサクセスへの道が開けると言っても過言じゃないのだから、多くの(ほとんどの)IVY合格者は大学のファイナンシャルエイドや奨学金を貰って卒業する道を選ぶと思う。就職難でも就職に強い、保険(IVY卒業証書)があるって言えば、あるって事で、後は社会人になってからコツコツ借金の返済をすればいい。しかし、親の庇護なしでの借金は驚くほどの多額になるけど。笑

 

全ては、その人の選択という事になるが、先に書いた内容を、高校卒業したての18歳の子供に丸投げする問題なのか?と私は驚くのだ。少なくとも、うちの子供達の様な親の庇護厚い、温室育ちには自殺したくなるほど過酷な状況だと思う。親が当てにならない人は、苦労も10倍なのだ。

 

私は思う、高等教育って言うのは、もっと国民誰もがアクセスできるものであるべきじゃなかろうか?と。なぜこうなる?何故不公平が生まれる?なぜ親抜きで戦えない?と考えた時点で、子供に教育受けさせるなら、やっぱり北欧じゃない?と思ったりするのだった。

 

しかしながら、大学に入ったら安泰って時代は、もう終わった気がする。大学に入ったら入ったで、いろんなドラマが待っている。その中で、学校を辞めるって言う選択をする子もいるのだから。入ったはいいけど、やる気をなくしたり、可哀想な子は学費の支払いが大変だし、もっと学費の安い大学(コミカレ)で勉強し直すとか、入ったメージャーが自分に合ってないと思ったからメージャー変更するとか、勉強に行き詰って、ギャップイヤーを取ってる間、今ある知識で仕事がすでにできるので、もう大学に戻る気はないとか。色々。人それぞれ。

 

何が幸いして、いい方向に向かうかはわからないので、大学を卒業しなかったからと、悲観する事もないというのも事実。これだから、人生は人それぞれで、大学選択から卒業するしないまで、その個人でうんと差がある。

 

こんな風な、サバイバルだから、私が今の子供達に一番必要だと思う事は、自立 自分の足で立って、自分の頭で考える事の出来る人になる事。出来れば、高校を卒業するまでに。うちの息子の様に、遅咲きの子もいるので、そう言う子供は大学の4年間でうんと学ぶし、学び足らないなら、就職して社会人になってからも学び続けるだろう。

 

何でもかんでも、親が子どもの人生にクビ突っ込むのは、本当は子供の為に良くないと、私は自分自身の反省もあり、そう思う。世の中にはいろんな人がいるのだから、親が思う通りの人生を歩まなくって良いわけであるし、本人が幸せに、やりたい事があってそれに突き進めるなら、それが一番。大学名やら、Tier 1だの、Tier 2だのランクさえも、どうでもいい。他人の子と比べる必要などないし、すべきではないわよね。親の行きすぎな子供への期待は、害になるだけだと私は思うから。

 

今日は研究はお休み。体がちょっとお疲れ気味。ケトジェニックであと3kg頑張るつもりだけど、食べ物がそろそろ飽きてきた。笑