recipenomoriの日記

海外生活長いけど、100%オーセンティック日本人アラカンの日記よ!

娘のタレント

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娘の絵画


 

お誕生日が今月末にある娘のリクエストで、彼女の絵の額装を夫がしたもの。出来上がってきたのがコレ。

 

これは、娘が大学のプログラムで夏休みの間イタリアに留学した時に行った、フローレンスにあるメディチパレス・コートヤードのポールの一部だそうだ。今は近所の大学の図書館で働いてる娘。来年からは大学院で図書館/博物館関係の勉強をするらしいのだが、絵を描く事はやめない方が良いと満場一致。タレント勿体ないものね。笑

 

生後2カ月で夫の仕事の為ヨーロッパに引越しで、幼児期はヨーロッパ色が濃い環境で育った娘はやはり、日本人でもないし、アメリカ人でもない、かといってヨーロピアンでもない、どこにでも属さない感じが娘のアイデンティティーだと思う。

 

本人はその事で悲観した事は全くなく、むしろそれが自分のカラーだ!と胸を張って言える娘。それを聞くと私も嬉しくなるし、間違った子育てでなくって良かった!って思ってる。どこにもフィットできないのはこの暮らしと、このアイデンティティーのせいと言った事が一度もない。むしろ、こういう人間の方が私のしたいリサーチには向いている!と娘は言う。なんとも頼もしい。笑

 

私が大事にした子育ての考えは、子供は生まれながらにして個性たっぷりなのだから、いちいち、あなたは日本人だしとか、アメリカ人だしとか、ハーフだからとか、外交官の家の娘だからとか、そう言う大人の色眼鏡で子供を一切見ない様にした事かもしれない。付け足して言うなら、子供はお勉強がお仕事なのね、だからどんな教科も一生懸命お勉強しないと。と常に言ったくらいかしらね?

 

子供は子供!万国共通!これが私の考えであったし、服だってダイエーで買った服でも十分かわいかったし、好きなように描きたいだけ絵を描く環境を与えたし、好きで自分からしたいという事はほぼすべてさせたと思う。息子についても同じく。そうでなければ、持って生まれた折角の個性が台無しになるものね。

 

確かに3年に1回引っ越しのある、国務省フォーリンサービスでの暮らしで、プラス日本人の母親に育てられ、日本語も話せるハーフで、いろんな国で暮らしたとなると、どこの文化にも自分が完璧にフィットしてないと気付く瞬間があるだろう。けど、そのアイデンティティークライシスにあえてフォーカスするネガティブさより、それが自分を作ってるんだから、それでよし。とポジティブに自ら思う娘は、年齢の割に出来た人間だと私はいつも感心する。笑 器がデカいのだ。だから彼女の作品もマチュアーなんだと思っている。

 

娘はいつかヨーロッパを旅して自分のこのシリーズを続けたいと言っている。卒業制作で展示した娘の絵画に人が集まってるのを見て、ファインアーツディグリーで就職するのは大変かもしれないが、ファインアーツでディグリーを取った事は無意味ではなかっただろうなって、私は少し安心した。笑

 

 
 
 
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